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2026/9/30

コーディング外注は静的サイトだけ?PDF自動生成ツールを自社開発した話

制作会社・デザイナーからのご相談は、デザインデータの実装(コーディング)が中心です。ただ実際には、ロジックを持つ「動くツール」を作ってほしい場面も増えています。少し毛色は違いますが、自社の実例として、証ひょう(領収書等)を自動でPDF化する業務ツールを開発した話を紹介します。

作ったもの

小規模事業者持続化補助金の実績報告で必要な、証ひょう(領収書・請求書等)の整理・PDF化を自動化するツールです。画像やPDFをアップロードすると経費区分ごとにA4サイズへ配置してPDFに結合し、公式の命名規則でファイル名を自動生成、経費支出管理表(CSV)もあわせて出力します。実際に公開している証ひょう整理ツールと、紹介記事から詳しい使い方をご覧いただけます。

あえてサーバーを使わない設計にした理由

このツールは領収書や通帳の画像など、機微な情報を扱います。そのため、pdf-lib・JSZipをCDN経由で読み込み、PDF結合・ファイル圧縮まですべてブラウザ内だけで完結させ、サーバーには何も送信しない設計にしました。バックエンドが無い分できることは限られますが、「個人情報を扱うなら送信しない」という選択肢を持てるかどうかは、外注先の設計力を測る一つの基準になります。

依頼できる範囲を広げるヒント

制作会社が外注先に相談する内容は、デザインの再現度や表示速度が中心になりがちです。ですが「サーバーを使わずに実装できないか」という視点を持つ外注先であれば、個人情報や機密情報を扱う簡易ツールの相談先としても選択肢に入ります。業務ツールの相談をする際は、外注先に「このデータはサーバーに送信する必要がありますか」と一度聞いてみると、設計の考え方が見えてきます。

ZEROVENTUREでは、静的なコーディングだけでなく、JavaScriptでロジックを組む簡易的な業務ツールの開発にも対応しています。「外注できるのはページのコーディングだけ」と思わず、気になることがあればお気軽にご相談ください。

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