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2026/9/11

WordPress 7.1のレスポンシブ機能、コーディング外注は不要になる?|実務目線で解説

2026年8月19日にリリースされたWordPress 7.1では、エディタ上でブロックをビューポート(画面幅)ごとにスタイリングできる機能が加わりました。「これで細かいレスポンシブ調整も自分たちでできるようになるのでは」と思われた方もいるかもしれません。実際のところを、実務目線で見てみます。

何が変わったか

これまでスマホ表示だけ余白を変えたい、画像の並び順を変えたいといった調整には、多くの場合カスタムCSSの追加が必要でした。7.1ではこの一部が管理画面の標準機能で完結するようになっています。ほかにも、AIやオートメーション機能の基盤となるAbilities APIの拡張(`core/read-settings`など)や、React 19との互換性テストの開始といった変更も含まれています。開発者向けには、旧来の`useResizeCanvas()`フックが非推奨になり、`getDeviceType()`・`setDeviceType()`は引き続き利用可能です。詳細はWordPress公式デベロッパーブログ「What's new for developers? (July 2026)」(https://developer.wordpress.org/news/2026/07/whats-new-for-developers-july-2026/)、公式ニュース「WordPress 7.1 "Mary Lou"」(https://wordpress.org/news/2026/08/mary-lou/)で確認できます。

率直に言うと、コーディング外注の必要性が大きく減るわけではない

エディタ標準機能でどこまで柔軟な調整ができるかは実際に触ってみないと分からない部分もありますが、少なくともデザインカンプの余白・フォントサイズ・レイアウトを寸分違わず再現する、独自のセクション構成を作る、といった実装は引き続きコーディングの領域として残ると考えられます。

むしろこの機能が便利なのは、納品後に発注者側の担当者が「この部分だけスマホで見づらいから直したい」という軽微な調整を、外注先に毎回頼まずに自分たちで完結できるようになる場面です。ここは素直に恩恵があります。

外注先に聞いてみるとよいこと

新規でWordPressサイトを依頼するなら、外注先に「この新機能はどう使う予定ですか、これまでのカスタムCSSでの対応とどう使い分けますか」と聞いてみるとよいでしょう。具体的な使い分け方を説明できる外注先は、コアのアップデートを実際の設計に反映する習慣があると考えられます。

ZEROVENTUREでは、管理画面の標準機能でカバーできる範囲とコーディングが必要な範囲を切り分けたうえで、WordPress実装をご提案しています。

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